春の紫外線は怖い!!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
ルーブル八木店の安西です。
今回は春の紫外線についてお話させていただきます。
みなさん、
『紫外線=夏』と思っていませんか??
ですが、春の穏やかな陽射しの中には紫外線がいっぱいです!
紫外線を浴びた髪の毛を放置しておくと、
あっという間に髪の毛はバサバサになっていしまいます。
なので、肌の日焼け対策と同じくらい
髪の日焼け対策も必要なんです。
せひ、今から髪を紫外線から守ることをオススメします!
紫外線対策と言えば夏だけ・・・というイメージがありますが、
実は春の紫外線量は、真夏にも負けないほど強力なものです。
紫外線にはUVAとUVBという種類があり、
UVBはサンバーンといって肌が赤くなる、表皮に影響がでるといったいわゆる日焼けを引き起こします。
ですが、もっと気をつけたいのはUVA。
こちらは表面だけでなく真皮にまで影響が及びます。
肌老化の8割が紫外線と言われていますが、
そのうちUVAが90%以上を占めていて、髪の深部にまで侵入してきます。
特に5月はUVAが多くなり、髪が傷む時期の始まりと言えます。
肌に比べると、髪はメラニン色素が多いので紫外線には強いのですが浴びすぎると、髪のたんぱく質に悪影響を及ぼします。
紫外線によってたんぱく質の結合が切れ、髪がもろくなってしまいます。
春こそ、最も紫外線対策に注意が必要な時期です。
カラーやパーマ、ヘアアイロンなどがダメージの原因になるのですが、実は、ダメージの原因のほとんどは紫外線によるものと言われています。
『紫外線=日焼け』
体の中で太陽に一番近い位置にある頭皮や髪の毛が受ける紫外線量は、顔に比べて3~5倍以上と言われています。
「乾燥する季節は終わったはずなのに、髪がパサパサする」
「髪がゴワついてスタイリングがうまくいかない」
など、春の髪が乾燥しやすい原因は、徐々に強くなってきた紫外線によるものです。
髪が日焼けするとどうなる?
①キューティクルがはがれやすくなる
②髪が乾燥し、ツヤがなくなり、パサつきが多くなる
➂髪の柔軟性がなくなり、切れ毛や枝毛が増える
④髪の色が赤茶けた色になる・カラーの色が落ちやすくなる
⑤髪や頭皮の老化が進み、抜け毛や薄毛、白髪が増える
①紫外線はキューティクルに大きなダメージを与えます。
そしてキューティクルがはがれてしまい、うるおいを逃がしてしまうのです。
②紫外線でキューティクルがはがれると、髪の中の水分や栄養が流れ出てしまい、
それが原因で髪が乾燥し、パサつきの原因になります。
ツヤがなくなり、パサつき、ごわつきが起きるのも紫外線が原因です。
➂紫外線の影響で、キューティクルがはがれ、
その為、髪の内部が乾燥し、髪の毛の柔軟性がなくなり、
引っ張っただけで髪の毛が切れたり、毛先に枝毛ができやすくなります。
体の中でもっとも紫外線を受けやすい頭皮の紫外線によるダメージは、表面の日焼けだけではありません。
④紫外線は、髪の色を作る色素のメラニンを分解する力があります。
分解されてしまうと、髪の色が徐々に抜けて、
赤みを帯びた色に変色してしまいます。
また、カラーリングをしている髪は、
カラーリングをしていない髪よりメラニン色素が少ないため、
より紫外線の影響を受けやすい状態になるので注意が必要です。
⑤肌が紫外線を受けると、シワやたるみの原因になるように、
髪や頭皮も同じように老化現象が起こります。
紫外線により、髪の毛の根元にある毛母細胞がダメージを受けると、
抜け毛や薄毛、白髪の原因になります。
髪を日焼けから守る紫外線対策とは??
①日傘と帽子で紫外線を防ぐ
②スプレータイプの日焼け止めをする
➂シャンプーでしっかり汚れを落とす
④シャンプーは肌にやさしく、頭皮の状態や髪質にあったものを使う
⑤トリートメントで紫外線カット
①直接紫外線を浴びないように外に出かけるときは日傘と帽子を使用するようにしましょう。
UVカット加工・ポリエステル素材・色は黒がベストです。
日傘はどこにでもすぐ「日陰」をつくれるのでおすすめ。
帽子は頭皮が蒸れないように通気性のいいものも選びましょう。
②お肌に日焼け止めを塗るように、髪や頭皮専用の日焼け止めスプレーをして出かけることで
紫外線から髪や頭皮を守ってくれます。
➂春は、風が強いために、ほこりや花粉が髪や頭皮につきやすい季節です。
また、気温もあたたかくなってくるので皮脂の出る量も増えてきます。
冬に乾燥している頭皮にはこの毛穴の汚れは大きなダメージになります。
こうしたほこりや花粉、皮脂の汚れは、毎日のシャンプーでしっかり洗い流してあげることが大切です。
また、髪を洗う際はゴシゴシ洗いすぎないように
やさしくいたわりながら洗いましょう。
そして、シャンプーが残ってしまうとトラブルの原因にもなるのでしっかり洗い流しましょう。
④シャンプーは肌にやさしく、頭皮の状態や髪質にあったものを選ぶのがベスト。
せっかく、ケアしようとしているのに、毎日のシャンプーがトラブルの原因になってしまうこともあります。
美容院でならご自身にあったシャンプーをみつけることが可能です!
⑤お風呂で使う「洗い流すトリートメント」は
髪の毛の強化、またはダメージケアにあたるので
既にダメージしてしまった髪にとって効果的です。
紫外線でダメージを受けてしまった髪は
乾燥してパサパサになってしまうのでトリートメントでしっかり補修しましょう。
そして、「洗い流さないトリートメント」は、
有効成分が髪を守り続け、日常にひそむダメージから髪を保護してくれます。
毛髪表面に薄いバリア的な効果を作ってくれるので、
ドライヤーの熱や摩擦、そして紫外線からの影響を防ぐ効果をがあります。
いかがでしたでしょうか??
紫外線は目には見えないもの。
だからこそ、油断して気づいた時には・・
なんてことも起こりうるかもしれません。
あたたかくなってきて、お出かけの機会も増えるかと思います。
紫外線から髪を守って、ぜひきれいな状態でヘアスタイルを楽しんで頂けたらと思います。